シェア雑感

2022年03月29日

二つのシェアを見かけた。

一方はマイノリティーになりつつあるIT弱者
もう一方はイジメ加害者

自分のことを棚に上げて言わせてもらうと
共通するのは
「他者の立場に立って考える、という想像力の欠如と視野の狭さ」
という、なんとも陳腐なお話。
←尤、これはかなり高度な脳力であって、状況によっては十分に発揮できないことが多々ある、と聞くが。

IT問題に関して言えば、記事の題名も「おじさん」呼ばわりで恣意的なものを感じるし、IT上級者、あるいはプロであろうコメントには「それくらい覚えろ」と。

だがしかし、である。
今回の補助対象は
「ITの習熟を犠牲にして、技芸の習熟に注力してきた」
人々がかなりの比率を占める。

(禁じ手の話だが)逆に技芸初心者の彼らが、いきなり扇一本渡されて
「一ヶ月以内に中之舞を覚えてください、小口なら三段、大口なら五段です」と言われて覚えられるだろうか。
「道順は例示を見てください」「巧拙は二の次ですし、基本の舞事ですからそんなに難しくない内容ですよ」「それくらい覚えろ」
と言われても、初段で扇が開かないどころか、足袋の履き方も知らない人が大多数である。←そもそも、足袋をどこで買うのか知らないんだもの。

今、バリバリとIT進出している若手(と、ごく一部のベテラン)を基準にするのではない。その指導者たる親世代のことである。
我々としては、上の世代が安心して活動継続できる環境を整えるための助成を期待する。しかし、この設計では「この際、煩わしい老害を排除してコントロールしやすい次世代以降に強制的に世代交代させてやろう」としているのかと邪推もしたくなる。

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